パイプライン
降雪システムが正常に動作するためには水が必要で、パイプラインを通って給水栓まで送り出されないといけません。我が社のシステムでは二種類のパイプラインを設置します:
- 鋼パイプライン Alvenius Snowline
- ダクタイル鋳鉄パイプライン Ductus
アルヴェニウス社製スノーライン
鋼管でできたアルヴェニウス社製スノーライン(Alvenius Snowline) は人工降雪のため特別に設計されました。5,8m間隔で区切られ、接合部の形状はヴィクトリック社の継手になっています。
各部品は通常の稼働水圧の150%の水圧で静水圧試験を受け、パイプの両面はアルヴェニウス社の工場で遮熱コーティングを施され保護されています。
このシステムの大きな利点は一つ一つがとても軽いことです。口径139mmで全長5,8mのパイプの重さは54kgしかありません。
ドゥクトゥス(Ductus)
マグネシウムを融解過程で用いることで、鋳鉄は本来の硬さを保ちながら粘り強さを兼ね備えます。この靭性と強度の理想的な組み合わせによって、ダクタイル鋳鉄は耐圧パイプライン製造に非常に適した素材となっています。このパイプは非常に優れた特徴を持ち、鋼鉄に匹敵する靭性と高い曲げ強度/引張り強度に加え、並外れた堅牢性と耐久性があります。